設備担当者が知るべき水処理に関する単語集

水処理の現場で使用される専門用語をまとめています。設備ご担当者の間では良く使用される単語を取り上げているので、特に異動したての方や入社したての方の業界に関する勉強の用途でお使いいただければと思います。また、業界内で最新の単語もピックアップしますので、情報収集にもお使いください。

pH

pHは水素イオン指数のことで、potential of Hydrogenの略称です。一般的に「ペーハー」と呼ばれています。pHを測ることで、その液体が酸性なのかアルカリ性なのか、どの程度酸性あるいはアルカリ性が強力か調べることが出来ます。物質が、酸性かアルカリ性のどちらであるかは、水素イオンと水酸化物イオンのどちらが多いかによって決まってきます。中性の場合は、水素イオンと水酸化物イオンの双方が同量存在しています。pHは1~14までの数値で表され、7を中性とし、それより小さな数値であれば酸性で、それより大きな数値であればアルカリ性です。pHの測定方法として代表的なものが、リトマス試験紙を用いた測定です。