水処理機器・装置に関する用語
アームロールコンテナ あーむろーるこんてな
アームロールコンテナは、トラックに簡単に積み降ろしができる台車式コンテナで、トラックのアームを使って荷台に着脱できる仕組みを持っています。物流業界や工場、建設現場などで広く使われており、大量の荷物を効率的に運べる点が評価されています。特に、重い荷物や大きな荷物を運ぶ際に安定性が重要であり、アームロールコンテナは底面にしっかりとした支えを備え、積載時の安定性を確保しています。さらに、走行中に揺れを抑える構造があるため、急カーブや急停止の際も荷物が安全に保たれます。
セイスイ工業では仮設水処理プラントで処理した汚泥から発生する脱水ケーキの運搬にアームロールコンテナを利用しています。台車式のため、脱水ケーキの排出がスムーズに行え、汚泥処理の効率も向上します。
アームロールコンテナの構造には、アームの先端にフックが付いており、これを使ってコンテナをトラックの荷台に確実に固定します。積むときはアームでコンテナを持ち上げてフックを掛け、降ろすときはアームで角度を調整しながらゆっくりと降ろすことで、荷崩れや損傷を防ぐことができます。
適切にアームロールコンテナを使用することで、作業時間の短縮やコスト削減、事故防止に役立ち、物流や建設現場の生産性向上に大きく貢献します。
水処理機器・装置に関する用語