土木工事技術
矢板 やいた
矢板は、土木建築工事現場で土留めや水抜きのために使われる鋼製の板材を指します。鋼矢板とコンクリート矢板の2つが主要であり、これらの長尺の板をステルスマシンや油圧式杭打ち機を使用して建込み、地中に連続した壁を形成します。
矢板の主な機能は次の通りです。
・掘削工事の側壁支持や土砂の流入防止
・工事現場の地下水位低下や排水の促進
・土圧や水圧からの防護効果
鋼矢板はH鋼や鋼管を素材とし、現場での打設が比較的容易です。同時に、コンクリート矢板も広く使用されています。
矢板に関するコラムはこちら
- 矢板打設工事で廃棄物量約9割カット・処理費用3割減!環境保全にも役立つ「土木泥水再利用システム 」
- NETISとは?仕組みやメリット、詳しい使い方をゼネコンや土木業の方向けに徹底解説!
- 水処理事例紹介「土木泥水処理編」
矢板に関するレンタル商品はこちら
土木工事技術