矢板打設工事で廃棄物量約9割カット・処理費用3割減!環境保全にも役立つ「土木泥水再利用システム 」
ウォータージェット⼯法等を⽤いる
あらゆる建設現場で有効な
「土木泥水再利用システム」
矢板打込み工事などのウォータージェット⼯法を用いる現場で高濃度泥水が発生する場合、従来工法では産廃費用の負担増加や施工ロス、泥水をリサイクルできていないといった問題がありました。
今回は、泥⽔を短時間で連続的に再利⽤して廃棄物量を削減し、泥⽔処理の施⼯性向上や費用コスト削減も可能にする土木泥水再利用システムについてご紹介します。
土木泥水再利用システムとは?
矢板打込み工事をはじめとする高濃度泥水が発生する現場で、
・泥水を効果的にリサイクルできていない
・従来の濁⽔処理設備では産廃費用が高額
などのお悩みはありませんか?
土木泥水再利用システムは、
・泥⽔を短時間で⽔と泥⼟に分離し、処理水を再利⽤して廃棄物の総量を削減
・泥⽔処理の待機時間の短縮化により経済性・施⼯性アップ
を実現する画期的な工法です。
民間企業等の新技術に関する情報を閲覧・検討できる、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム) にも登録されています。
土木泥水再利用システムのメリット
従来工法による⽮板打込み工事などの泥水処理では、現場内の濁⽔処理設備で泥⼟を沈殿させ、上澄みを再利用する方法が主流です。しかし、泥水が高濃度で大量の場合、沈殿の待ち時間が発生し、産廃費用がかさむといった課題がありました。
その点、土木泥水再利用システムなら、従来工法と比較して以下のような改善を図れます。
・施工期間を12%短縮
・水道費用を50%削減
・産廃費用を50%削減
・費用コストを30%削減
⽮板打込み工事に使う⾼圧⽔に再利用可能な⽔質の⽔を、遠⼼脱⽔機により現場内で短時間かつ連続的に⽣み出し、待ち時間による施⼯ロスや泥⽔の産廃費⽤・⽔道費⽤の削減に寄与します。
廃棄物量を約9割削減!鋼⽮板打込み⼯事の事例を紹介
この事例では、鋼⽮板打込み⼯事において、ウォータージェットカッター使用時に発生する大量の泥⽔の産廃費用・水道費用を削減したいとのご要望をいただきました。
事前調査により発⽣泥⽔濃度が5%前後と判明したことから、⼟質も考慮し、遠⼼分離機(HS-500MW)と⽔槽を組み合わせた⼟⽊泥⽔再⽣処理プラントでの処理をご提案しました。
⼟⽊泥⽔再⽣処理プラントを稼動した結果、
・約15㎥/hで泥⽔を常時再⽣処理
・約15㎥/hから約1.5㎥/hへ、廃棄物を約10分の1に脱⽔減容化
を実現しています。脱水機で分離された泥⼟(脱⽔固体)は、含⽔率43%の状態で廃棄しました。
ダウンロード資料では、上記事例の詳細に加え、発⽣泥⽔濃度が10%前後の鋼⽮板打込み⼯事で、22㎥/hの泥⽔を常時再生し、廃棄物を約5.5分の1まで脱⽔減容化した事例などもご紹介しています。
土木泥水再利用システムならセイスイ工業へ
セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で⾏っております。お客様にご納得いただけるご提案を行うため、全国各地への訪問もいたします。
お問い合わせから最短1週間程度でプランの提示・現地確認や、打ち合わせを経ての無料のお見積書作成が可能です。
今回ご紹介した土木泥水再利用システムの詳細は、次のボタンより資料のダウンロードを行っていただけます。
また、今回ご紹介した以外にもさまざまな状況下での排水システムをご紹介・取り扱っております。
興味をお持ちの方は、ぜひホームページにて詳細をご覧ください。