仮設の下水処理場で大量の汚泥処理とコスト削減が可能!廃棄物量約7割減を実現した下水汚泥処理プラント
⼤量に汚泥が発⽣する現場で有効な汚泥処理
下⽔汚泥処理プラント
下⽔処理場は、改修や更新工事、災害などで既設の設備が使えない場合、発生する大量の汚泥処理をバキュームカーなどで移送していました。しかし、し渣分が多いと廃棄物量が増加して産廃費⽤が高額になるといった問題が発生しています。
また、期間限定での利用を想定した仮設下水処理プラントはこれまでありませんでした。
セイスイ工業は、脱⽔機(デカンタ型遠⼼分離機)で大量の汚泥処理し、発⽣汚泥の⼤幅な減容化と廃棄費⽤の削減ができる下水汚泥処理プラントをレンタル(リース)しておりコスト削減を実現しています。
以下に実際の事例をご紹介します。
下水汚泥処理プラントとは?
下⽔処理場の既設設備の改修や更新、災害による汚泥についてお悩みはありませんか?
- 排⽔処理、汚泥処理の代替手段がない
- し渣分が多く汚泥を処理しきれない
- 期間限定、季節限定で利用したい
下水汚泥処理プラントは
- 一時的な設置が可能
- 脱⽔機で短期間に汚泥を固形物と⽔に分離し廃棄物の総量を削減
- 作業の機械化により経済性・安全性・施⼯性アップ
などを実現する従来に無い工法です。
し渣除去機(ロータマット)や砂分除去機(サイクロン付振動ふるい機)を⽤い、⼀連の処理を連続して⾏います。
下水汚泥処理プラントのメリット
従来工法による汚泥処理作業では以下の課題がありました。
- 浚渫時に消化槽内で有毒ガスが充満
- 汚泥が高濃度だと一般的なポンプで送水できない
- し渣分が多い場合、廃棄物量が膨⼤で処理費⽤が⾼額
下水汚泥処理プラントは、機械化により、消化槽内での常時作業が不要なことから作業者の負担を⼤幅に軽減できます。また、従来⼯法では送⽔や処理が困難な、し渣も脱⽔機やし渣除去機、特殊なポンプなどで対応が可能です。
改修や更新時における既設設備の負荷軽減に加え、発⽣汚泥の⼤幅な減容化によって廃棄費⽤の削減にも寄与します。
廃棄物量の約7割減を実現する下水汚泥処理の事例紹介
この事例では、下水処理施設の消化槽の撤去時、槽内に堆積した汚泥6,000㎥に髪の⽑や繊維物を含むし渣、ゴミ・砂などが多く含まれ、当初計画していた⽅法では汚泥を処理できないとご相談をいただきました。
そこで下水汚泥処理プラントにより、堆積した汚泥を希釈しながら特殊なポンプで送⽔後、三段階に分けて処理する⼯法をご提案しました。
一次処理では、し渣除去機でし渣を除去します。
二次処理では、砂分除去機で75μm以上の砂分などを取り除きます。
三次処理では、脱⽔機で汚泥に含まれる75μm以下の固形物を、含⽔率70%の固形物(脱⽔ケーキ)と⽔に分離しました。
下水汚泥処理プラントを3か⽉稼動後、以下を実現しました。
- 1時間当たり約70㎥の汚泥を固形物と⽔に分離し廃棄物量を約70%削減
- 原水からの処理⽔の回収率は98%以上
なお、ダウンロード資料内では、上記事例の詳細のほか、廃棄物量79%減・経済性80%減を達成した設備更新⼯事時の処理能⼒不⾜解消事例をはじめとする事例をご覧いただけます。
下水汚泥処理プラントならセイスイ工業へ
セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で⾏っております。お客様にご納得いただけるご提案を行うため、全国各地への訪問もいたします。
お問い合わせから最短1週間程度でプランの提示・現地確認や、打ち合わせを経ての無料のお見積書作成が可能です。
今回ご紹介した土木泥水再利用システムの詳細は、次のボタンより資料のダウンロードを行っていただけます。
今回ご紹介した以外にもさまざまな状況下での排水プラントをご紹介・取り扱っております。
興味をお持ちの方は、ぜひホームページにて詳細をご覧ください。