技法・工程に関する用語
土木泥水再利用システム どぼくでいすいさいりようしすてむ
土木泥水再利用システムは、トンネルの掘削や基礎工事などの土木工事において発生する泥水や濁水を、それを公共用水域へ排出する前にクリアにするための一連の処理手法を指します。
具体的な処理手順として、泥水中のSS(懸濁固形物)を1次処理にて沈殿分離し、次に微粒子状の滞留性SS(懸濁固形物)を2次処理において凝集・分離することが基本的な工程です。時には泥水の性状に合わせて、pHの調整や高分子凝集剤の添加が行われることもあります。
土木工事現場から未処理の泥水が公共用水域に流出すると、水質の汚濁を引き起こす可能性があるため、適切な土木泥水再利用システムは公共水域の水環境保全において極めて重要な役割を果たします。
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