土木工事技術
地盤連続壁工事 じばんれんぞくへきこうじ
地盤連続壁工事とは、建設工事現場で地下水や土砂の流入を防ぐ目的で、連続的な壁構造物を地中に築造する工事のことをいいます。具体的には、掘削工事の土留めとしての遮水壁や、地下構造物周辺の水抜きを目的とした地下水遮断工などに利用されます。
代表的な施工法としては以下があります。
・ソイルセメント壁工法:セメントと土を混合した材料で連続壁を打設
・深層混合処理工法:固化材の混合攪拌により地盤そのものを改良
・鋼管矢板工法:鋼製の矢板を壁体として打ち込む
地盤連続壁は、建設工事の品質・安全確保に欠かせない地盤技術といえます。
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