機械・装置
分級機|ぶんきゅうき
分級機は、粉体や固形物を粒径や重量別に分離・選別する装置で、雑多な粒子や粉粒の中から、特定の規格に合致する一定のサイズを効果的に仕分ける装置を指します。分級精度の高さが求められ、広範な粒径に柔軟に対応する能力や、吸引輸送機構の有無など取り扱いのしやすさがポイントです。
連続無人処理が可能な高い耐久性や、防爆構造など安全面での考慮も不可欠です。高精度で効率的な分級性能の発揮が、操作性とコストパフォーマンスの双方に寄与します。
スクリーン式とは比重差があり、比較的粒径の大きなものにはスクリーン式が適しています。細かいものは比重差で選別するサイクロン式が主流で、湿式と乾式の2つのバリエーションがあります。