水処理機器・装置に関する用語
フィルター(ろ布) ふぃるたー(ろふ)
フィルター(ろ布)は、水などに含まれる不純物や微粒子を取り除くための装置です。家庭で使われる飲料水用フィルターは、飲み水を安全に保つために役立ち、細かいゴミや有害物質を除去して、清潔で安心な水を提供します。家庭用フィルターには、ポリプロピレン製の不織布や、ポリプロピレンやコットン製の糸を巻いたものがよく使われます。また、ペットボトルやバケツに砂や炭を層状に詰めて作る、簡単な自作フィルターもあります。
一方、水処理の現場では、フィルターが重要な役割を担います。工業用水や排水処理では、粗いろ過から細かいろ過まで、さまざまなフィルターが使われます。これらのフィルターは、除去する粒子の大きさに合わせて選ばれ、効果的なろ過ができるようになっています。例えば、工場などではポリプロピレン製のバッグフィルターや糸巻きフィルターがよく使われています。
フィルターの性能を保つためには、定期的な交換が必要です。これによって、ろ過性能が安定し、ランニングコストを抑えながら効率的な水処理が可能になります。水処理の現場では、フィルターの選び方とメンテナンスが品質やコストに直結するため、最新のフィルター技術を取り入れることで、さらに効果的な水処理が期待できます。
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