「建設汚泥処理土利用技術基準」とは、国土交通省が定めた技術基準で、建設工事に伴い副次的に発生する建設汚泥の処理土の土質特性に応じた区分基準および各々の区分に応じた適用用途標準を示すことにより、建設汚泥の適正な再生利用の促進を図ることを目的としています。具体的には以下の内容が示されています。

・処理土の品質基準

・建設汚泥の処理方法と利用用途

・処理土の適用用途標準

・建設汚泥再生利用における留意点

このように、建設汚泥を建設資材（土質材料等）として盛土等に再生利用する場合に適用する際の基準であり、環境基本法に基づく土壌環境基準および土壌汚染対策法に基づく特定有害物質の含有量基準に適合しないものは対象外となります。建設汚泥や建設発生土の減量化・再資源化を促進し、建設廃棄物の縮減と再生利用の推進を図っています。