技法・工程に関する用語
バルキング ばるきんぐ
バルキングとは、活性汚泥法において汚泥の沈降性が悪化し、沈殿槽で汚泥が沈みにくくなる現象のことです。
主な原因は、細菌が過剰に増殖することで、汚泥がふわふわとした状態になり、水と分離しにくくなる点にあります。バルキングが発生すると、処理水中に汚泥が流出しやすくなり、水質の悪化や放流基準超過を招くおそれがあります。
また、沈殿槽に汚泥が滞留することで、運転管理にも大きな負担がかかります。発生要因としては、有機物負荷の変動、溶存酸素の不足、栄養バランスの乱れ、返送汚泥量の不適切な管理などが挙げられます。
バルキング対策としては、運転条件の見直しや曝気量の調整、汚泥管理の適正化などが重要であり、SVIの監視や顕微鏡観察による早期発見が安定運転につながります。
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