設備担当者が知るべき水処理に関する単語集

水処理の現場で使用される専門用語をまとめています。設備ご担当者の間では良く使用される単語を取り上げているので、特に異動したての方や入社したての方の業界に関する勉強の用途でお使いいただければと思います。また、業界内で最新の単語もピックアップしますので、情報収集にもお使いください。

含水率(汚泥)

含水率(汚泥)とは、汚泥に含まれる水分の割合です。下水などの処理を行うと、水はきれいになるものの、汚泥が発生します。汚泥は適切に処理しなければなりませんが、処理場に依頼する場合はコストがかかってしまいます。汚泥は水と分離させたとはいえ、依然として水を多く含んでいるため、脱水機などを用いて含水率を低くすることによって、体積を減らし、一回の輸送の際にかかるコストを減らすことが出来ます。そのため、含水率は処理コストに関わる重要な要素の一つとなっています。そこで、汚泥の含水率を低下させる装置として、プレス機が導入されています。プレス機にも種類が多くあるため、目的・用途にあった機種を導入する必要があります。