水処理に関する用語
原生動物 げんせいどうぶつ
原生動物とは、活性汚泥中に生息する単細胞の微生物の総称です。
排水処理においては、細菌を捕食することで水中の微細な有機物を減らし、処理水質の安定に役立っています。原生動物は処理状態に応じて種類や数が変化するため、活性汚泥の健全性を判断する重要な生物指標として利用されます。
例えば、処理が安定している場合には繊毛虫などが多く観察され、逆に負荷が急変したり運転条件が乱れたりすると、その数が減少する傾向があります。
原生動物が適切に存在している状態は、フロックの形成が良好で沈降性が高いことを示す目安にもなります。顕微鏡観察によって原生動物の状態を確認することで、バルキングや処理不良を未然に察知し、運転条件の調整につなげることができます。
原生動物に関するコラムはこちら
水処理に関する用語


