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水処理に関する用語

MLVSS(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids:活性汚泥有機性浮遊物質) かっせいおでいゆうきせいふゆうぶっしつ

MVLSS(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids) とは、活性汚泥中に含まれる「揮発性浮遊物質」の濃度を示す指標です。

つまり、「曝気槽(エアレーションタンク)内にどれくらいの微生物(=生きた汚泥)が含まれているか」を示す値です。主に下水処理や産業排水処理における生物処理(活性汚泥法)で使われており、活性汚泥法の“心臓部”である微生物群の量を把握するために使われます。



MLVSSとMLSSの違い

よく似た用語に MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids) があります。MLSSは、曝気槽内の活性汚泥に含まれる浮遊固形物の総量を示す指標で、その中には、以下の両方が含まれています。

  • 微生物などの有機物(生きた汚泥)
  • 砂や沈殿物などの無機物(生物活動に関係しない成分)

一方、MLVSS(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids)は、このMLSSのうち加熱すると揮発する=有機性の部分だけを表します。つまり、MLVSSは実際に働いている微生物量を示す値です。


簡単に言うと、

  • MLSS=汚泥全体の量
  • MLVSS=その中で“生きて働く部分”

MLSSが多くてもMLVSSの割合が低ければ、無機物などの“動かない成分”が増えており、処理能力の低下につながることがあります。そのため、運転管理では MLVSS ÷ MLSS ≒ 0.7〜0.8 が目安とされ、この比率が下がると「活性が弱っている」サインと判断されます。



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