設備担当者が知るべき水処理に関する単語集

水処理の現場で使用される専門用語をまとめています。設備ご担当者の間では良く使用される単語を取り上げているので、特に異動したての方や入社したての方の業界に関する勉強の用途でお使いいただければと思います。また、業界内で最新の単語もピックアップしますので、情報収集にもお使いください。

純水

純水とは、不純物を全く含まない、あるいはほとんど含まない、純度の高い水のことです。薬局などで目にする、精製水も純度が高いという点で、純水の一種です。一般的な水道水には、ミネラルや塩素をはじめとした、様々な不純物が含まれています。しかし純水と呼ばれる水は、それらの物質を含んでいません。純水を生成する方法はいくつかあり、よく知られている方法が蒸留です。蒸留で作られた純度の高い水は「蒸留水」と呼ばれます。他にも逆浸透膜(RO膜)を用いて純度を高めた「RO膜水」、イオン交換樹脂を用いて純度を高めた「イオン交換水」など、様々な方法によって純水は生成されます。また、純水の中でも特に純水度が高い水を「超純水」と呼ぶこともあります。