設備担当者が知るべき水処理に関する単語集

水処理の現場で使用される専門用語をまとめています。設備ご担当者の間では良く使用される単語を取り上げているので、特に異動したての方や入社したての方の業界に関する勉強の用途でお使いいただければと思います。また、業界内で最新の単語もピックアップしますので、情報収集にもお使いください。

イオン交換

イオン交換とは、化学反応の一種です。水処理では、イオン交換の作用を持つ物質を含むイオン交換樹脂を用いて、水に含まれる不純物を取り除く際に用いられます。主な用途には、水中から塩分を取り除く脱塩などが挙げられます。仕組みとして、イオン交換樹脂は、電解質の溶液につけておくことで、イオンを含む溶液を出し、代わりに溶液中のイオンを取り込む現象を発生させます。その性質を利用し、同種配合溶液中のイオン性不純物と、樹脂内のイオンとを交換させることで、処理を行うことができます。吸着剤とは異なり、イオン交換樹脂には一定の吸着量がありますが、再生処理を行うことで繰り返し利用することが可能です。しかし、再生処理を行っても、100%の再生は困難で、一般的には樹脂の持つ交換容量の50~80%を目安に、再生されることが一般的です。