事例
RESULTS

【事例58】下水処理場(1)

ご相談内容

既設脱水機の更新工事期間中だけ、既設脱水機と同程度の処理が出来る方法で代替え処理をしてほしい。

効 果

2か月の工事期間中、仮設脱水プラントを稼動させることにより、従来と同等の処理を行いました。
また、汚泥をそのまま廃棄してしまう方法に比べ、廃棄物の量を約1/11まで減容化できました。

※脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は汚泥の性状により異なります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。

ご提案内容

既設水処理設備の汚泥貯留槽から引き抜いた汚泥を、仮設脱水プラントで水と固形物に分離します。水は既設水処理設備へ戻し、脱水ケーキ(分離された固形物)はアームロールコンテナに排出していく方法をご提案しました。
処理能力は汚泥性状や濃度により変わりますので、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行い、お客様に最適な設備をご提案させて頂いております。


セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。
お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。

■プラントフロー図

配置はセイスイ工業で提案させて頂いております。
雨養生のために、仮設脱水プラントをテントで覆っています。(写真1)
汚泥貯留槽に安全対策のため手すりを設置します。(写真2)

汚泥貯留槽にポンプを設置して、汚泥を直接脱水機(遠心分離機)へ送水していきます。(写真3)
汚泥の処理能力は汚泥濃度が2%と高めでしたので、1時間当たり10㎥の処理を行いました。(写真4)

脱水機(遠心分離機)により分離された固形物(脱水ケーキ)の含水率は85%でした。(写真5)
処理水(分離された水)は、既設水処理設備へ排水します。(写真6)