セイスイ工業株式会社

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下水処理場の消化槽の汚泥を処理!従来比較で処分費用が約1/2に!

下水処理場の消化槽の汚泥を処理!従来比較で処分費用が約1/2に!
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ご相談内容

消化槽を撤去する際に槽内に堆積している汚泥6,000㎥を処理したいが、髪の毛などの繊維物・ゴミ・砂などが多く含まれており、当初計画していた汚泥処理方法では処理できないので困っている。

悩んでいる男性
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セイスイからのご提案

今回の下水処理場の改修工事時に発生する汚泥には、処理の難しい繊維やゴミ、砂などが多く含まれます。従来の方法では送水や処理が困難なため、3段階に分けて処理をする方法をご提案しました。

提案する女性

消化槽に堆積した汚泥を処理した結果、1/6まで減容化!

仮設水処理プラントを3か月稼動させることにより、髪の毛などの繊維物・ゴミ・砂などを含んだ汚泥も問題なく処理し、そのまま廃棄してしまう方法に比べ廃棄物の量を1/6以下に減容化、処理費用も約1/2に低減することができました。

セイスイ工業では長年の現場実績をもとに、複数の処理方法の提案・無料での現場確認・打合せなどを行い、最短で汚泥処理・機材のレンタルを開始することができます。また、セイスイ工業の仮設水処理プラントを導入することで、処理の難しい汚泥でも最小限のコストで最短で問題解決を図ることができます。

処理効果

  • 汚泥量

    18,000㎥(希釈後)

    3,000㎥

    1/6以下に減容化

産廃量のグラフ

■産廃量

費用のグラフ

■費用

従来技術との比較

下水処理場の改修工事時に発生する汚泥は、大量かつ有害ガスを含むことが課題です。従来は大変危険な環境下で消化槽内に作業者が入り、手作業で処理していました。 セイスイ工業の仮設水処理プラントは、機械化を進め作業者の負担を大幅に減らします。脱水機(遠心分離機)やし渣除去機(ロータマット)、特殊ポンプ等を使用することで、従来困難だった高濃度汚泥やし渣の処理も可能にしました。処理汚泥を減容化することで廃棄費用も削減、改修工事時の汚泥処理に最適な工法です。

セイスイ工業はこんな方法で解決!

今回の下水処理場の改修工事時に発生する汚泥には、処理の難しい繊維やゴミ、砂などが多く含まれます。従来の方法では送水や処理が困難なため、3段階に分けて処理をする方法をご提案しました。

  • 1次処理

    し渣除去機(ロータマット)にてし渣を除去します。

  • 2次処理

    砂分除去機(サイクロン付振動ふるい機)を使う事で75μm以上の砂分などを除去します。

  • 3次処理

    汚泥に含まれる75μm以下の固形物を脱水機(遠心分離機)で固液分離します。使用した脱水機は、HS-500MW×1台、HS-600MW×3台で、1時間当たり約70㎥の汚泥を処理します。

1次から3次処理で除去した固形物は廃棄物として処分し、分離された水(処理水)は再び既設水処理設備へ戻します。

下水処理場の改修工事や災害で設備が停止した場合、従来の方法では対応が難しい大量の汚泥が発生します。セイスイ工業の仮設水処理プラントは、脱水機(遠心分離機)で固液分離を行い、し渣除去機や砂分除去機で前処理を行うことで、効率的に汚泥を処理します。この一貫したプラントにより、大量の汚泥にも対応可能となり、処理コストと工期の大幅短縮を実現しました。

消化槽に堆積した汚泥の処理方法詳細

仮設水処理プラント概要図

仮設水処理プラント概要図

処理前の様子

現場全景 の写真

【写真①】現場全景

消化槽全景 の写真

【写真②】消化槽全景

下水処理場内の限られたスペースに機材を設置するため、配置はセイスイ工業で提案させて頂いております。対象となる消化槽です。消化槽の開口より特殊ポンプを設置します。

処理中の様子

特殊ポンプでの引抜状況① の写真

【写真①】特殊ポンプでの引抜状況①

特殊ポンプでの引抜状況② の写真

【写真②】特殊ポンプでの引抜状況②

し渣除去機(ロータマット)設置状況の写真

【写真③】し渣除去機(ロータマット)設置状況

1次処理固体(し渣や大きいゴミなど)の写真

【写真④】1次処理固体(し渣や大きいゴミなど)

砂分除去機(サイクロン付振動ふるい機)設置状況 の写真

【写真⑤】砂分除去機(サイクロン付振動ふるい機)設置状況

2次処理後固形物(75μm以上の砂分)の写真

【写真⑥】2次処理後固形物(75μm以上の砂分)

3次処理前の汚泥状況 の写真

【写真⑦】3次処理前の汚泥状況

脱水機(遠心分離機)設置状況  HS-500MW×1台、HS-600MW×3台の写真

【写真⑧】脱水機(遠心分離機)設置状況  HS-500MW×1台、HS-600MW×3台

バキュームカーでの引抜状況1-① の写真

【写真⑨】バキュームカーでの引抜状況1-①

バキュームカーでの引抜状況1-②の写真

【写真⑩】バキュームカーでの引抜状況1-②

バキュームカーでの引抜状況2の写真

【写真⑪】バキュームカーでの引抜状況2

消化槽内の濃度の薄い汚泥はそのまま送水し、堆積汚泥を水で希釈しながらし渣やゴミごと特殊ポンプで仮設汚泥減容化プラントへ送水します。消化槽から送水されてきた汚泥を最初に処理するのがし渣除去機(ロータマット)です。ここでは、し渣など大きいゴミを除去し、1次処理個体が発生します。2次処理では1次処理で除去できなかった砂分などの固形物を砂分除去機(サイクロン付振動ふるい機)で除去します。75μm以上の砂などの固形物は、この2次処理で除去されます。3次処理では2次処理で除去できなかった75μ以下の固形物を含んだ汚泥を処理します。4台の脱水機(遠心分離機)HS-500MW×1台、HS-600MW×3台で脱水ケーキ(分離された固形物)と処理水(分離された水)に分離しました。

処理後の様子

脱水ケーキ(分離された固形物) の写真

【写真①】脱水ケーキ(分離された固形物)

処理水(分離された水)の写真

【写真②】処理水(分離された水)

脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は約70%です。一方、処理水(分離された水)の回収率は98%以上と高い回収率となっています。

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