事例
RESULTS

【事例42】下水汚泥処理 災害復旧

ご相談内容

大雨による豪雨被害で下水処理場の設備が機能不全となり、既存設備復旧までの早急な脱水設備増強が必要となったので至急対応して欲しい。

効 果

迅速に仮設脱水プラントを納入し稼動させることでお客様のご要望である脱水設備の増強がスムーズに出来ました。また、廃棄物の量を約1/12に減容化できました。
仮設脱水プラントは、被災した既設設備が復旧するまでの期間中、処理を行いました。

※脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は汚泥の性状により変わります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。

紹介動画

ご提案内容

既設水処理設備からポンプで引き抜きながら脱水減容化をする仮設脱水プラントを提案しました。
処理能力は汚泥の性状や発生泥水濃度により変わりますので、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行い、お客様に最適な設備をご提案させていただいております。


セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。
お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。

■プラントフロー図

配置はセイスイ工業で提案させていただいております。(写真1)

写真1 現場全景

既設水処理設備にポンプを設置して汚泥を引き抜いていきます。(写真2)
ゴミやし渣分を含んでいるため、かなりドロドロした汚泥です。(写真3)

原泥貯留槽から送られてきた汚泥に配管途中から薬品を添加し、脱水機(遠心分離機)で水と脱水ケーキ(分離された固形物)に分離します。(写真4)
脱水ケーキは、フレコンの中に交互に直接排出していきます。一杯になったフレコンは、新しいものと交換していきます。(写真5)

脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は75%でした。 (写真6)
処理水(分離された水)は、既設水処理設備へ排水します。(写真7)