事例
RESULTS

【事例39】食品工場における排水汚泥処理

ご相談内容

既設の脱水機(遠心分離機)が3台あるが、繁忙期に入り既設だけでは原泥槽の濃度が20,000ppmとなってしまったため、3,000ppmまで濃度を下げてほしい。

効 果

仮設脱水プラントを稼動させることにより、そのまま廃棄してしまう方法に比べ、廃棄物の量を800㎥から110㎥まで約1/7に減容化できました。
原泥槽の濃度も、3,000ppm以下まで下げる事ができました。

※脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は土質により変わります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。

ご提案内容

原泥槽から直接ポンプで引き抜きながら脱水減容化をする仮設脱水プラントを提案しました。
処理能力は汚泥の性状や発生泥水濃度により変わりますので、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行い、お客様に最適な設備をご提案させていただいております。


セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。
お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。

■プラントフロー図

配置はセイスイ工業で提案させていただいております。(写真1)

写真1 現場全景

原泥槽の開口からポンプを設置して、汚泥をポンプで引き抜いていきます。(写真2)(写真3)

原泥槽から送られてきた汚泥に配管途中から薬品を添加し、脱水機(遠心分離機)で水と固形物に分離します。(写真4)
脱水ケーキ(分離された固形物)は、コンテナの中に直接排出し一杯になったら搬出します。(写真5)

脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は87%でした。 (写真6)
処理水(分離された水)は、既設水処理設備へ排水します。(写真7)