仮設水処理とは
バキュームと比較!仮設水処理の8つの特徴

仮設水処理は従来のバキューム車による処理と比較して、どのような場合に有効なのでしょうか? 特に、処理量が500㎥以上の場合には仮設水処理の有効性が高まります。具体的なメリットについて、廃棄物量削減による大幅なコストダウンや、緊急トラブル対応、環境保全など8つの観点からご紹介します。

お問い合わせから最短1週間以内で納入!24時間運転にも対応し最速でトラブルを解決
時間1,000tを超える様々な排水処理に対応処理量が大きいほど仮設水処理メリットを享受
工場を止めることなく水処理が可能緊急の代替処理や設備更新時に活躍
プール約2杯分のCO2削減が可能で環境にやさしい
廃棄物量が1/10等になり処理コスト6割削減も可能
廃棄物量が1/10等になり処理コスト6割削減も可能

バキューム処理の場合

脱水処理の場合

コスト削減にはいかに廃棄物量を少なくし短期間で処理を行うことが重要なポイントになります。

廃棄物量を最大限圧縮

SS濃度5%の汚泥を脱水機(遠心分離機)によって脱水処理した場合

今までバキューム車等により廃棄されていた汚泥には水分が含まれており、脱水する事で水と固形物に分離するため廃棄物量を大幅に減らす事が可能です。

※.減容化率はSS濃度と含水率により変わります。

SS濃度1%の汚泥を脱水機(遠心分離機)によって脱水処理した場合

今までバキューム車等により廃棄されていた汚泥には水分が含まれており、脱水する事で水と固形物に分離するため廃棄物量を大幅に減らす事が可能です。

※.減容化率はSS濃度と含水率により変わります。

バキューム処理コスト

処理対象汚泥量1,000t

バキューム車で収集運搬した場合

大型バキューム車
(作業費込み)
1台/1日当たり 180,000円 <東海エリア>
(料金は依頼先企業様により異なります)
中間処理受託料金1㎥当たり42,000円<東海エリア>
(料金は自治体により異なります)
収集・運搬受託料金(A)1,000t÷バキューム車積載重量10t/台=100台
1日2往復で運搬した場合 
50日(100台÷2台/日)×180,000円 =9,000,000円
中間処理受託料金(B)1,000㎥×42,000円/t=42,000,000円
合計(A+B)51,000,000円

仮設脱水機処理コスト

処理対象汚泥量1,000t(無機汚泥濃度5%の場合/バキューム車より61%削減)

仮設脱水プラント(処理期間:3週間)

仮設脱水プラント費(A)=(B+C)
機材一式レンタル費(B)
作業費、電源、管理費(C)
15,000,000円
13,000,000円
2,000,000円
収集・運搬受託料金
大型アームロール車
(作業費込み)
1台/1日当たり 40,000円 <東海エリア>
(料金は依頼先企業様により異なります)
中間処理受託料金 1㎥当たり42,000円 <東海エリア>
(料金は自治体により異なります)
収集・運搬受託料金(D)100t÷アームロール車積載容量8t/台=13台
13台×40,000円=520,000円
中間処理受託料金(E)100t×42,000円/t=4,200,000円
合計(A+D+E)19,720,000円

処理対象汚泥量1,000t(有機汚泥濃度1%の場合/バキューム車より64%削減)

仮設脱水プラント(処理期間:3週間)

仮設脱水プラント費(A)
=(B+C)
機材一式レンタル費(B)
作業費、電源、管理費(C)
15,000,000円
13,000,000円
2,000,000円
収集・運搬受託料金
大型アームロール車
(作業費込み)
1台/1日当たり 40,000円 <東海エリア>
(料金は依頼先企業様により異なります)
中間処理受託料金 1㎥当たり42,000円 <東海エリア>
(料金は自治体により異なります)
収集・運搬受託料金(D)67t÷アームロール車積載容量8t/台=9台
9台×40,000円=360,000円
中間処理受託料金(E)67t×42,000円/t=2,814,000円
合計(A+D+E)18,174,000円
現場での連続した水処理により全体工期短縮に貢献

バキューム処理の場合

1日に100tの汚泥を処理するには、積載量10tのバキューム車であれば10台必要になります。しかし10台全てが同時に作業を開始するのは難しいので順番に行えば吸引作業にどうしても時間がかかります。また、廃棄物処分場までの距離が近く1日に2往復できるのであれば少ない台数でも運搬ができますが、距離があったり交通状況や天候による渋滞などにより工程が遅れるリスクがあります。

脱水処理の場合

1日に100tの汚泥を処理するには、仮設脱水処理プラントであれば汚泥濃度に合わせて機器を選定しますので稼働中は連続して処理を行うことができます。場合によっては、24時間連続で処理をすることも可能です。1時間に15tの汚泥を処理できる脱水機を選定すれば1日8時間稼働で120tの汚泥を脱水することができます。工期の短縮だけに特化すれば、脱水機を複数台導入することで大幅な工期短縮も可能です。廃棄物量は1/10~1/15になるため廃棄物の運搬回数が減り運搬によるリスクも大幅に低くなります。

お問い合わせから最短1週間以内で納入! 24時間運転にも対応し最速でトラブルを解決

お客さまの水処理設備のトラブルはいつ何時発生するかわかりません。そうしたお客様の「お困りごと」を解決するため、セイスイ工業では脱水機など仮設水処理プラントの核となる機材をすべて自社で保有・完璧にメンテナンスしています。特にレンタル用の高性能脱水機の保有台数は日本一です。

こうした整備体制を整えているため、ご相談から最短一週間以内で、仮設水処理プラントを稼働させることができます。現地にはセイスイ工業の社員が伺い稼働から運用までをすべてケアしますので、お客様の貴重な社員のお手を煩わすこともありません。

四季を問わず全国で仮設水処理プラントを迅速に稼働

セイスイ工業はこれまで、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で2600現場以上の実績があります。本社は千葉ですが、今日も社員は日本全国にちらばり、毎年平均して40現場以上で仮設水処理プラントを設置しています。

時間1,000tを超える様々な排水処理に対応 処理量が大きいほど仮設水処理メリットを享受

大規模水量処理システムでは、時間1,000㎥を超える含油廃水、重金属、放射性物質、有機物を含んだ廃水や中和など、2,000以上の処理を行い実績を重ねてきました。従来の限られた用途に向けた仮設水処理装置では対応する事が出来ない、さまざまな現場のニーズに、下水処理場や工場、土木現場など多岐にわたる業界で実績を重ねてきた水処理の知識や技術で対応します。

工場を止めることなく水処理が可能 緊急の代替処理や設備更新時に活躍

お客さまが水処理設備を更新したり改修する時には、ほとんどの場合で工場の稼働を停止されるか新しい水処理設備を作ってから改修や更新をされると思います。工場の停止期間は、そのまま損失に繋がりますが、仮設水処理プラントを導入する事で工場を停止する必要がなくなり損失を最小限に抑えます。

また、一時的な要因でお客さまの水処理設備の処理能力が不足する場合なども仮設水処理プラントを導入すれば、新規に水処理設備を建設しなくても必要な時だけ処理能力の増強ができるため安心して工場を稼働させることができます。

プール約2杯分のCO2削減が可能で環境にやさしい

CO2の排出量 バキューム車で運搬した場合

バキューム車で1,000tの汚泥を処理した場合(運搬距離や台数が増える程CO2排出量増

バキューム車の仕様燃費4km/L 最大積載量10t
収集運搬条件
(廃棄物処分場までの
距離 )
往復50km
吸引作業の
CO2排出量
1時間/台  作業時燃費 1L/h
2.58(kg-CO2/L) ×1L/h×100h(台)= 258kg-CO2
運搬にかかる
CO2排出量
1km走行した時のCO2排出量    
2.58(kg-CO2/L) ÷ 燃費4km/L = 0.645kg-CO2/km
必要車両台数1,000t ÷ 10t = 100台
全車両走行距離合計100台 × 50 km  =  5,000km
運搬によるCO2排出量0.645(kg-CO2/km)×5,000km = 3,225kg-CO2

CO2の排出量 発電機の場合

仮設水処理プラントで1,000tの汚泥を処理した場合(バキューム車より48%削減・25mプール1.8杯分削減)

仮設水処理プラント仕様処理量 15t/h ,発電機燃費 8L/h , 廃棄物量 100t
処理日数1,000t ÷ 8h / 日 ÷ 15t ≒ 9日
処理にかかる
CO2排出量(A)
(発電機の運転による)
2.58(kg- CO2 /L) × 8h/日 ×9日×8L/h=1,486kg- CO2
収集運搬条件
(廃棄物処分場までの
距離)
往復50km
必要車両台数100t ÷ 10t = 10台
全車両走行距離合計10台 × 50 km = 500km
運搬による
CO2排出量(B)
0.645(kg-CO2/km)×500km = 322.5kg-CO2
CO2排出料合計
(A)+(B)
1,486kg- CO2 + 322.5kg-CO2 = 1,808.5kg-CO2

CO2の排出量 工事用電源の場合

仮設水処理プラントで1,000tの汚泥を処理した場合(バキューム車より56%削減・25mプール約2.1杯分削減)

仮設水処理プラント仕様処理量 15t/h ,電気使用量 36kwh, 廃棄物量 100t
処理日数1,000t ÷ 8h / 日 ÷ 15t ≒ 9日
処理にかかる
CO2排出量(A)
(発電機の運転による)
36kWh×8h×9日×CO2排出係数0.462kg-CO2/kwh = 1,197.5kg-CO2
収集運搬条件
(廃棄物処分場までの距離)
往復50km
必要車両台数100t ÷ 10t = 10台
全車両走行距離合計10台 × 50 km = 500km
運搬による
CO2排出量(B)
0.645(kg-CO2/km)×500km = 322.5kg-CO2
CO2排出料合計
(A)+(B)
1,486kg- CO2 + 322.5kg-CO2 = 1,520kg-CO2
水処理設備の槽内(タンク内)での危険作業が不要!

バキューム工法では、水処理設備の槽内に作業者が入り常時危険な環境下での作業を行う事が多く、有毒ガスが充満している中での作業も少なくはありません。弊社が行う工法は、機械化を進めており槽内で常時作業員が作業をする必要がないため作業員の負担を軽減し安全性の面からみても優れています。

最適な仮設水処理のプラントの提案から 現場への迅速な設置・運用・撤去まで“まるごと”お任せ

お客様の状況に合わせて最適な処理方法をご提示し、機材手配、設置、調整、運転、撤去まで全て丸ごとワンストップ で対応するため、現場の手間をかけずにお客様の「お困りごと」を最速で解決します。プラントの運転開始後も水処理のプロがフォローいたします。

お客様からのお問い合わせ
お客様のご質問やご要望に、弊社営業担当が対応いたします。
弊社ホームページ、もしくはお電話にてお問い合わせください。
弊社プランの提示
お客様の現場状況を確認の上、ご要望に合わせて処理費用の概算をお出しいたします。
ご連絡していただいたお客様には、ご要望内容によっても異なりますが、概算見積、処理計画案、類似した過去の現場事例、処理フロー図等を送付しております。
現地確認や打ち合わせ
お客様との合意が得られた後に現地の作業現場の確認や、
処理対象物のサンプリング試験を行います。
お客様にて弊社プランを確認・採用後、ご発注
この事点で正式なご発注書類を頂戴しております。
処理実施
すべての設置作業と共に、運転指導を行います。
通常の貸して終わるレンタル業とは違い、弊社は各現場に合った運転方法までサポートいたしますので前もった知識や技術は必要ありません。
運転開始後も、充実のアフターサポート
作業中に何かわからないことや、トラブルが発生した場合もお電話一本で弊社担当が問題解決にあたります。もちろん、現場へ再度出向いてご確認する場合もございます。
作業終了後、弊社で撤去作業を行います

「とにかく水処理に困ってる!」の一言だけでも
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