水処理事例紹介「下水処理場編」
下水処理場では、生活排水や工場排水を安全に処理するため、24時間止めることなく水処理を行っています。しかし、大雨や災害による設備トラブル、脱水設備の能力不足、余剰汚泥の増加などにより、既設の水処理設備だけでは対応が難しくなるケースも少なくありません。
こうした状況で問題になるのが、「処理能力の不足」と「汚泥処理の増加」です。処理が滞れば水質悪化や設備トラブルにつながる可能性があり、迅速な対応が求められます。
セイスイ工業では、仮設水処理プラントを活用し、下水処理場の設備トラブルや余剰汚泥処理など、さまざまな水処理課題を解決してきました。既設設備を止めることなく処理能力を補完し、汚泥の減容化や廃棄量削減を実現しています。
本記事では、豪雨災害による下水処理場の復旧支援事例と、し尿処理場の余剰汚泥対策として仮設水処理プラントを導入した事例の2つをご紹介します。
目次
事例① 豪雨被害での下水処理場復旧を支援!セイスイ工業が応えた迅速な対応で廃棄物量を1/12に削減!
最初の事例は、下水処理場における災害復旧事例です。こちらのお客様のご要望は、「大雨による豪雨被害で下水処理場の設備が機能不全となり、既存設備復旧までの早急な脱水設備増強が必要となったので至急対応して欲しい」というものでした。
そこでセイスイ工業では、迅速に仮設水処理プラントを納入し稼動させることでお客様のご要望である脱水設備の増強がスムーズにできました。また、廃棄物の量を約1/12に減容化できました。仮設水処理プラントは、被災した既設設備が復旧するまでの期間中、処理を行いました。


事例② し尿処理場の危機を救う!余剰汚泥対策として仮設水処理プラントを導入、濃度低減と廃棄量削減
もう1つの事例はし尿処理場の余剰汚泥処理です。「長年の運転で徐々に汚泥濃度が高くなってしまい既設の脱水機では処理が間に合わず、このままでは水質が悪化してしまうので余剰汚泥の処理を出来る方法を探している。また、脱水した汚泥は既設の汚泥ストックヤードに貯留してほしい」というお困りごとがセイスイ工業によせられました。
そこでセイスイ工業では、5ヵ月間仮設水処理プラントを稼動させることにより通常の汚泥濃度以下まで下げることが出来ました。汚泥をそのまま廃棄してしまう方法に比べ、廃棄物の量を約1/9にまで減容化しています。


上記事例では、既設水処理設備からポンプで引き抜いた汚泥を仮設水処理プラントで水と固形物に分離します。水は既設水処理設備へ戻し、脱水ケーキ(分離された固形物)はモーノポンプで脱水ケーキストックヤードに搬送する方法をご提案しました。
その他にも多数事例を紹介しております。詳しくは、リンクからご確認ください。
お役立ち資料ダウンロード
下水処理場における既設設備の改修、更新工事や災害による被災で大量発生する汚泥を脱水機(遠心分離機)を用い、短期間で水と固形物に分離する工法です。「消化槽汚泥処理」で廃棄物量を70%削減した事例を収録しました。
Habuki™は下水処理の負担を軽くするための前処理装置です。このカタログではHabuki™の製品についての詳しい説明や、実際の導入事例等をご紹介しております。ぜひご覧ください。
現在下水処理業務にかかわっている自治体職員に聞いた! 【災害時の下水処理停止、あなたの自治体は大丈夫?】自治体職員の84.5%がリスクを認識 一方で十分な備えがあるのはわずか19.4% 過去5年で約半数が機能停止を経験 災害・事故時の下水道バックアップ体制に関する実態調査




