自治体・公共WEEKのインフラメンテナンス展に行ってきました!
インフラメンテナンス展に行ってきました!
「インフラメンテナンス展」に行ってきました!そこで、仮設水処理の現場にも応用できそうな技術にいくつか出会いました。
展示会といえば最先端の技術や大型の設備が目立ちますが、今回は私たちセイスイスタッフの目線で「これ、現場で役立つかも」と感じた2つの実用的な監視技術をご紹介します。

タンクの状態を“見える化”する新しいセンサー
最初に注目したのは、水位変化をリアルタイムでモニタリングできるセンサーです。
タンクの水位を遠隔で把握できるこの技術は、仮設現場や複数拠点の同時管理といった、日々の運用の中で意外と手間になりがちな作業を効率化してくれる可能性を感じました。
従来のように現場で目視確認を行ったり、定期的に巡回したりする必要がなくなることで、作業時間の短縮や人的ミスの削減にもつながります。
また、急な水位変化をいち早く察知できれば、トラブルの未然防止にも役立ちそうです。
「手間を減らし、確実性を高める」――そんな現場ニーズにぴったりの技術として、印象に残りました。
回転機器の“ちょっとした異常”を教えてくれる監視装置
次に気になったのが、回転機器のわずかな異常を自動で検知できる監視装置です。
私たちの業務でも使用しているデカンタ型遠心分離機のような設備は、安定した連続運転が求められる反面、トラブルが起きると復旧までの手間やコストが大きくなります。
この監視装置は、そうした回転機器のわずかな振動や音の変化をリアルタイムでとらえ、異常の兆候を早い段階で察知してくれるものです。
現場の“勘”や“経験”に頼るのではなく、数値や波形で把握できることは、予防保全の面でも大きな安心材料になります。
機器を止める前に気づける――それだけでも導入の価値があると感じました。
自治体・公共WEEKとは?
自治体・公共向けの7つの専門展で構成された展示会
- 地方創生 EXPO
- 自治体DX展
- スマートシティ推進 EXPO
- 地域防災 EXPO
- インフラメンテナンス展
- 地域福祉EXPO
- 自治体向けサービスEXPO

「住みやすい街づくり」「活性化」「業務効率化」につながる製品・サービスを求めて、全国から自治体や官庁、公共機関が来場し、製品・サービスの比較検討や最新トレンドの情報収集を行っていただけます。
参照:自治体・公共WEEK概要
インフラメンテナンス展とは?

社会インフラの整備や老朽化対策を解決できるサービスが一堂に出展。 自治体ごとのお悩みや課題にマッチした製品・サービスを見つけることが可能です。 また、分からないことはその場で出展社にご相談いただけます。
ちょっと寄り道、コンテンツ東京にもお邪魔しました!
インフラメンテナンス展を訪れた当日、東京ビックサイトの別会場で「コンテンツ東京」という別の展示会も開催されていたので、少しだけ足を伸ばして見学してきました。
一見、私たちのような水処理関連の業種とは遠い分野に思えるかもしれませんが、実は“伝える”という観点で見ると、ヒントの宝庫でもあります。会場では、AIやCGを活用した映像コンテンツ、営業支援に特化した動画制作サービス、ノベルティの提案など、様々なブースが並び、熱気にあふれていました。
中でも注目したのは、「営業」や「採用活動」など、企業の情報発信に直結するツールや手法が多く紹介されていた点です。技術内容を視覚的にわかりやすく伝える動画コンテンツ、ターゲットに響くグッズのデザインなど、セイスイ工業のマーケティング活動にも応用できそうなアイデアがありました。
「技術があるだけでは伝わらない」そんな当たり前のことを、あらためて実感する展示でした。
そして、ちょっと嬉しい出会いもありました!
たまごっちやかいけつゾロリといった、私たち世代には懐かしいキャラクターが展示されているブースを発見!童心に返って思わずテンションが上がり、しっかり写真も撮ってきました(笑)。
少し寄り道のつもりが、思いがけずたくさんの発見があり、仕事の幅を広げるヒントも得られた1日でした。
