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あいにくの雨でしたが、地域のポンプ場を見学してきました!

先日、私が住んでいる地域の排水を管理している「白髭西ポンプ所」で一般公開が行われていたので、訪問してきました。

あいにくの雨模様でしたが、距離もさほど遠くないため、汐入公園を抜けて歩いて向かうことに。道中では、ちょうど見頃を迎えた彼岸花が咲き誇り、雨に濡れた花々の美しさに思わず足を止めてしまいました。雨の中を歩いてきてよかったな、と感じた瞬間でした。

白髭西ポンプ所

ヒガンバナ

到着早々、うれしいおもてなし

会場に到着すると、なんと最初にペットボトルの飲み物が配られていました。無料のドリンクサービスに思わず「太っ腹!」と感激。こうした心遣いは、見学に来た人にとってとても嬉しいですよね。

外のスペースでは「街が浸水したときの水圧体験」コーナーがありました。実際にドアを押してみると、水圧がかかって全く動かせない!水の力のすごさを体感できる貴重な経験でした。

さらに、道路にある「雨ます」と呼ばれる排水設備の仕組みについても説明を受けました。落ち葉やゴミが詰まってしまうと排水不良の原因になるため、見かけたら取り除いてほしいとのこと。身近なインフラを守るために、私たちにできる小さなことがあるのだと実感しました。

雨ます

ポンプ場の中も見学させてもらいました!

施設の中に入ると、スタッフの案内で見学ツアーがスタート。セイスイ工業のスタッフも参加していました。

下水には「生活排水」「雨水」の2種類があり、それぞれ異なる経路で処理されるとのこと。雨水は街中から集められ、ポンプで白髭西ポンプ所の地下にある巨大な雨水貯留槽へ送られ、その後、隅田川へ放流されます。

雨水ポンプ

雨水ポンプ

隅田川

隅田川



一方、生活排水はポンプで汲み上げられ、先日セイスイスタッフが見学した旧三河島汚水処分場喞筒場に併設される、「三河島水再生センター」へ送水され、処理後に隅田川へ流される仕組みになっています。

下水ポンプ

下水ポンプ

発電機

発電機

電源室に入ると、大きな発電機がずらり。そのうちの1台は、なんと約2000世帯分の電力をまかなえるというから驚きです。ポンプを稼働させるには掃除機の100~600倍もの電力が必要で、それを複数台動かすとなると膨大な電力がかかります。そのため、ポンプ場では電力会社から買うだけでなく、自前の発電機を使って電力をまかなっているとのこと。

もし発電機が壊れたり停電したりしたら、街が大変なことになる…そう考えると、日々インフラを守ってくれている方々の存在に頭が下がる思いでした。

活性汚泥の微生物を観察

最後に訪れたのは「活性汚泥の微生物観察コーナー」

下水処理の一般的な方法として「活性汚泥法」がありますが、実際に顕微鏡でその微生物たちを観察するのは初めてでした。小さな微生物が無数に動き回る姿に、学生時代の理科の実験を思い出し、懐かしい気持ちに。生命の営みが、私たちの暮らしを支えていることを肌で感じました。

活性汚泥

活性汚泥

さいごに

今回の見学を通じて、普段意識することの少ない排水や下水処理の大切さを実感しました。施設内は驚くほど清潔で、嫌なにおいもなく、周辺エリアは緑や花々が彩る空間でした。ポンプ場や下水処理場は「ちょっと行きづらい場所」と思われがちですが、実際に見学してみると新たな発見がたくさんあります。

インフラは日々の生活を守る大切な仕組みです。こうした施設を知り、私たち自身も守る意識を持つことが大切だと思いました。そして、もし困ったときにはセイスイ工業が現場をサポートします。どうぞお忘れなく!

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