遠心分離機型の脱水機を
約65台ほど保有しており、
工場・上下水処理場・発電所・製油所等、
全国各地にレンタルを行っています。
新機種として防爆遠心濃縮機(HS-600MWT)も納入しました。
この機種は、濃縮・防爆仕様に変更、調整したものです。

ラインナップ

※2 MW型機は内部に超硬チップを使用しており、土砂、鉱物紛等の混入泥水処理も可能です。
※3 消費電力は(200V時)の最大電流目安(A)となっています。
メリット
遠心分離機を仮設使用するメリットとは?
- 汚泥発生現場で汚泥を減容するため、「そのまま廃棄」より大幅にコストカットできます!
- 仮設として使用するため、「省スペース・短納期・短期間・簡単な設置」ができます!
- 遠心分離機を緊急トラブル時に「有能な機械を安く」レンタルできます!
土木分野 使用用途
弊社の遠心分離機は、土木基礎工事に長年携わってきました。以下は土木分野の使用用途別に分類しています。
浚渫分野(土木)
大規模な浚渫では脱水機としてフィルタープレスが使用される場合が多いですが、設置組立調整には10~15日間必要です。
しかし、遠心分離機の設置では、処理量によっては設置当日からの処理が可能です。設置スペースが確保できないケースでは、10t車による車上処理も行った実績があります。中規模の浚渫、もしくは設置場所の移動が多い場合などでは、工期短縮に効果があります。小規模河川、調節池などにも多くの実績があり、濁水処理まで一貫して対応することができ、適正な処理、放流が可能です。また、油分や有害物の泥水を処理することができます。なお、ろ布などのろ材をもたない構造のため、有機質が多い汚泥を処理することが可能です。そのためろ布などの消耗品の発生がありません。
浚渫分野(土木)での主な導入実績
漁港の堆積ヘドロ除去/河川浚渫/ため池浚渫/池の堆積汚泥除去/沼、河川浚渫 等
現場例
弊社の浚渫分野(土木)では、国内最大級の浚渫現場から、小中規模の浚渫まで様々な現場での実績があります。
大規模浚渫現場:漁港浚渫現場
こちらの漁港現場では、1時間当たりの処理量が800㎥という現地で分級する工事として国内最大規模の浚渫工事でした。




小中規模浚渫現場:河川の浚渫現場




小中規模浚渫現場:沼の浚渫現場




小中規模浚渫現場:池の浚渫現場




シールド・推進
シールド・推進分野には、主に泥水工法・泥濃工法の2工法がございます。
シールド・推進分野(泥水工法)
シールド、推進工法などで地中に下水管・共同溝を作る時の泥水処理プラントとして、一般的に75μm以上の砂分を分級する分級機と、75μm以下のシルト・粘土分を脱水する脱水機が活躍しています。
遠心分離機は、今まで分級することのできなかった20~75μmのシルト分を、ほぼ100%薬品を使用せずに分級することができます。遠心分離機は薬品を併用することにより、シルト・粘土を脱水することができます。この時の脱水固体の含水率は30~60%程度です。





シールド・推進分野(泥濃工法)
泥濃式シールド・推進工事では、堀削後の泥水を全量バキューム車等で産廃として廃棄してきました。しかし、遠心分離機を使用することにより、この産廃量を30~70%も削減することができます。また、20μm以上のシルト、砂分を除去し、ポリマーシルト分は残すことで高濃度泥水の再利用が可能です。
遠心分離機での分級には薬品を必要としないため、高濃度泥水の劣化もありません。対象地盤が砂層の場合は、サイクロン付振動フルイ等により高濃度泥水の再利用が行われることもありましたが、粘土、シルト層でもリサイクル率を飛躍的に高めることが可能です。




地中連続壁
地中連続壁に使用する泥水は非常に高度な管理が必要とされますが、弊社は連続地中壁の工法開発時より泥水管理に携わっており、多数の工事実績があります。
遠心分離機では、薬品を使用せずに10μm以上のスライム分を分級するため、ベントナイトやポリマーなど、有効泥水材料を損うことなく泥水の安定管理が行えます。また、時間処理量50㎥以上の大容量処理機も保有しています。
現場例
地中連続壁に使用する泥水管理には、多数の工事実績がございます。




石油・温泉ボーリング
当社は石油・温泉ボーリングを行う場合の泥水管理を、劇的に改善します。
掘削を進めると、掘削泥水がスライム(掘削クズ)などにより劣化しますが、遠心分離機は薬品をまったく使用せずに10μm以上のスライムを集中的に除去できるため、泥水の再利用率を高めます。廃棄泥水の削減、泥水の比重低下管理、ゲル化防止、コンクリート使用後の劣化防止、泥水ポンプ、ビット磨耗防止など、書ききれない程の利点があります。
また掘削中の効果だけでなく、孔内洗浄時に薬剤を併用することで、掘削泥水よりベントナイト分を除去し、孔内清浄水として利用することも可能です。
現場例
石油ボーリングでの弊社導入例




温泉ボーリングでの弊社導入例




杭・矢板打ち込み(ウォータージェット工法等)
廃棄泥水を、飛躍的に削減することが可能です。
使用薬剤を工夫することにより、矢板打設に必要な水質を保ち、現場内で再利用することができます。弊社は矢板打設機械メーカーとも共同で工法を開発しているため、色々な現場事情に合わせた対応が可能です。
使用薬品についても、各現場の泥水に対し選定試験を行い対応いたしますので、有害物質等で汚染された地盤で施工する場合でも、安定した処理が行えます。工事終了後の廃棄泥水も、下水放流であれば、遠心分離機のみで処理可能です。河川放流等を行う場合も、濁水装置を含め対応できます。
現場例
道路建設工事で発生した廃棄泥水を、ジェット泥水処理にて現場内で再利用する事を実現しております。



共同溝耐震補強現場



場所打杭工法(リバースサーキュレーション)
廃棄泥水を、飛躍的に削減することが可能です。
使用薬剤を工夫することにより、矢板打設に必要な水質を保ち、現場内で再利用することができます。当社は矢板打設機械メーカーとも共同で工法を開発しているため、色々な現場事情に合わせた対応が可能です。
使用薬品についても、各現場の泥水に対し選定試験を行い対応いたしますので、有害物質等で汚染された地盤で施工する場合でも、安定した処理が行えます。工事終了後の廃棄泥水も、下水放流であれば、遠心分離機のみで処理可能です。河川放流等を行う場合も、濁水装置を含め対応できます。
現場例
場所打杭工法で発生する廃棄泥水を、大幅削減を可能にしています。




仮設脱水機の使用事例
