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水処理コラム

COLUMN

プラント

廃棄物量が0に!?コスト削減と環境保全を両立する製鉄所排水処理プラントのご紹介

製鉄所排水処理プラント

大量の汚泥が発生する現場で有効な
「製鉄所排水処理プラント」

従来のバキューム処理工法では、水処理に時間がかかるため操業停止に伴う損失が大きく発生したり、除去の量が増えれば増えるほど時間もコストも増えていくという課題があります。しかし、製鉄所排水処理プラントでは、大量の汚泥でも短期間で水と固形物に分離し、排水や汚泥の処理量が多い時でも産廃費用を低コストに抑えることが可能です。

今回は、製鉄所排水処理プラントについて実際の稼働事例と共に、写真付きでお伝えします。


👉 この記事でわかること

  • 製鉄所で発生する大量の排水・汚泥を、短期間で処理する仮設水処理プラントの仕組み
  • バキューム処理と比較した、産廃費用・処理時間・操業停止リスクの違い
  • 冷却塔の堆積汚泥2,000m³を処理し、再利用によって廃棄物量を0にした具体的な事例

製鉄所排水処理プラントとは?

長年の排水処理の影響で、

  • 水処理設備の堆積汚泥が増加し放流水が基準値を満たさなくなった
  • 排水溝に汚泥が堆積し水位が増加した

というケースはございませんか?

製鉄所排水処理プラントは、

  • 水を抜かずに堆積汚泥だけを除去
  • 大量の汚泥を短期間で水と固形物に分離

を行うことができ、廃棄物の総量削減、経済性、安全性、施工性の向上を同時に叶える、従来に無い画期的な工法です。

ゴミや砂分が多い場合にも対応しており、ゴミ除去機や砂分除去機を用いながら一連の処理を連続して行えるようにプラント化した工法です。

製鉄所排水処理プラントのメリット

従来のバキューム処理工法では、排水や汚泥の処理量が多い場合の問題として

  • バキュームカーでの場外運搬が困難
  • 産廃費用が高額になる
  • 高濃度汚泥や有機汚泥、汚泥に含まれる粒子が非常に小さい場合にフィルター等を用いる脱水機では処理が不十分

というケースがありました。

製鉄所排水処理プラントは脱水機(遠心分離機)など様々な排水や汚泥に対応したプラントを組み合わせて使用することで、工場の生産ラインを止めることなくその場で24時間連続運転で処理することが可能です。
油、有害物、有機物を含む排水や汚泥など幅広く対応できます。

また、製鉄所の汚泥は脱水機(遠心分離機)で水と固形物に分離することで、水酸化鉄として再利用できる場合があります。そのため廃棄予定だったものが有価物となるため、廃棄物量を0にできる可能性があります。

バキューム処理とのメリット・デメリット比較

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廃棄物を2,000㎡から0へ! 冷却塔の堆積汚泥処理事例の紹介

こちらのお客様のご要望は、

  • 冷却塔の地下ピットに堆積した汚泥の影響で性能が低下したため、早急に汚泥を除去しなければならない
  • バキューム処理では工事期間が⻑くなり操業停止に伴う損失が数十億かかるため、短期間で処理を行いたい

というものでした。

製鉄所排水処理プラントの利用にあたり、冷却塔の稼働を3日間止めていただき、冷却水と堆積している汚泥を仮設の一時貯留タンクに全て送水し冷却水を入れ替えた後に仮設汚泥減容化プラントで処理をしていく方法をご提案しました。

処理の手順として、まずは冷却塔から堆積した汚泥を一時貯留タンク(200m3×5基)に順番に送水します。
総量が2,000m3あるので最初に送った仮設タンクから汚泥(固形物)が沈降し、上水がきれいになってきたら冷却塔へ順次戻します。
上水を送水し汚泥だけ残ったところに再度冷却塔の地下ピットから汚泥を送ります。

これを繰り返し、汚泥が濃縮された後に脱水機(遠心分離機)で水と固形物に分離していきます。分離された水は再び冷却塔へ戻します。

仮設汚泥減容化プラント フロー図

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操業停止に伴う損失を防ぐため短期間での処理を希望されていましたが、結果として3日間の操業停止期間のみで操業再開が可能になりました。
また、脱水機(遠心分離機)により分離された固形物は、ほとんどが水酸化鉄のため再利用することで廃棄物処理費用が一切かからず、処理水も冷却塔の冷却用水として再利用ができます。

大量の汚泥でも短期間で水と固形物に分離することで、廃棄物を2000㎡を0へ削減することができました。

廃棄物量の比較

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なお、製鉄所排水処理プラントに関するダウンロード資料内では、上記事例の詳細な写真付解説のほか、あわせて3つの事例をご紹介しております。

事例: 冷却塔汚泥処理

廃棄予定汚泥量を85%程度削減・バキューム処理の場合の費用見込みから50%程度削減

事例: 冷却塔の充填剤不溶化処理

廃棄予定汚泥量を85%程度削減・バキューム処理の場合の費用見込みから50%程度削減

事例: シックナー汚泥処理

廃棄予定汚泥量を76%程度削減・バキューム処理の場合の費用見込みから30%程度削減

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セイスイ工業では、水処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。
お問い合わせをいただいてから最短で1週間程度で、プランの提示・現地確認や打ち合わせを経てのお見積書作成を、無料にてご対応いたします。

また、ご紹介したもの以外にもさまざまな状況下での排水プラントを取り扱っております。
興味をお持ちの方は、ぜひホームページにて詳細をご覧ください。

この記事の監修者

井本 謙一

セイスイ工業株式会社 代表取締役

水処理業界に長年携わり、仮設水処理設備の提案・運用支援・現場対応を統括。浄水場、下水処理場、工場排水処理、汚泥処理など幅広い案件に関わる。本記事では技術内容および業界情報の監修を担当。

1974年
創立
水処理専門企業
2,650件
達成
豊富な現場経験
2009年
代表就任
業績好調

お役立ち資料ダウンロード

Habukiで実現する仮設水処理プラントのご提案【各種工場・製鉄所・発電所向けご提案】

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