水処理事例紹介「浚渫編」
浚渫工事では、高濃度の汚泥処理や大量の濁水処理が大きな課題になります。
「処理量が多すぎて対応できる業者がない」「バキューム処理では産廃費用が高額になる」「処理に時間がかかり工期に影響する」
など、浚渫現場ではさまざまな水処理の問題が発生します。
セイスイ工業では、仮設水処理プラントを活用し、こうした浚渫汚泥の処理課題を解決してきました。高濃度汚泥の大規模処理や、汚染汚泥の減容化など、現場条件に合わせた水処理技術によって、処理コストの削減や工期短縮を実現しています。
今回は、浚渫現場で実際に導入された水処理事例として、大規模な漁港浚渫汚泥の減容化処理と、放射性物質を含むため池汚泥の処理事例の2つをご紹介します。
👉 この記事でわかること
- 浚渫工事で発生する高濃度汚泥・濁水処理の課題と、仮設水処理による解決方法
- 漁港浚渫で1時間800㎥を処理し、汚泥を1/16まで減容化した大規模処理事例
- ため池汚泥の脱水・減容化を効率化し、処理時間・作業人数・コストを削減した事例
事例① 1時間800㎥を処理!高濃度汚泥を1/16に減容化した、漁港浚渫での大規模仮設汚泥処理事例
最初の事例は、ある漁港における水処理事例です。こちらのお客様は、漁港を浚渫した際に発生する高濃度汚泥を1時間当たり800㎥処理したいけれど、処理量が多い為に処理をできる会社がなく困っていました。また、バキュームで処理すると産廃費用が高額になる為、コストを下げる方法を探していました。
セイスイ工業では、漁港エリア内で仮設大規模汚泥減容化プラントを3か月稼動させることにより、総水処理量360,000㎥、有機性汚泥52,000㎥を処理し、廃棄物量を1/16まで削減、同時に処理費用も大幅に削減することに成功しました。


事例② 従来の3倍速で処理完了!放射性物質を含むため池汚泥の浚渫
もう1つの浚渫事例は「ため池」の除染汚泥減容化処理です。お客様は、「ため池に溜まった放射性物質を含んだ汚泥を浚渫し脱水減容化したいが、ろ布やフィルタープレスを使う方法では時間がかかる。工期内に終わらすには作業員人数の確保や設置スペースが必要なため少人数で効率よく行える方法を提案して欲しい」という困りごとを抱えていました。
そこでセイスイ工業では、仮設脱水減容化プラントを稼動させることにより、ろ布で脱水する方法では従来5t処理するのに3日(重力脱水で2日、プレス脱水機1日)かかっていたのが、1t当たり1時間で処理ができるようにしました。 お客様からは「従来より作業員の人数やプレス脱水機の台数も減らせた上に凝集剤の使用量も削減できた」と評価いただきました。また、「雨天や凍結による影響もなく作業に余裕ができた」と大変喜んで頂けました。


その他にも多数事例を紹介しております。詳しくは、リンクからご確認ください。
井本 謙一
セイスイ工業株式会社 代表取締役水処理業界に長年携わり、仮設水処理設備の提案・運用支援・現場対応を統括。浄水場、下水処理場、工場排水処理、汚泥処理など幅広い案件に関わる。本記事では技術内容および業界情報の監修を担当。
創立 水処理専門企業
達成 豊富な現場経験
代表就任 業績好調




