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水処理の基礎知識「汚泥とは」

水処理の基礎知識「汚泥とは」

水処理の現場で必ず発生する「汚泥」。

しかし、「汚泥とは何か」「どのように処理すべきか」を正しく理解できているケースは意外と多くありません。

汚泥はその性状によって処理方法が大きく異なり、対応を誤ると処理コストの増加や設備トラブル、環境リスクにつながる可能性があります。特に工場排水や土木現場、下水処理に関わる現場では、適切な知識が不可欠です。

本記事では、汚泥の基本的な定義から種類ごとの違い、水処理との関係までをわかりやすく解説します。まずは汚泥の基礎を整理し、適切な処理の第一歩を押さえていきましょう。

水処理の対象のひとつ、汚泥とはなんでしょうか?

そして汚泥には、どんな種類があり、どのような処理が必要になるのでしょうか。

汚泥の定義

一般的に汚泥と言うことが多いですが、同じ意味でスラッジやヘドロなどと言うこともあります。みなさんは汚泥と言われてすぐにイメージ出来るでしょうか。自然界で例にたとえると汚泥のイメージは、池や沼の水の底に溜まったドロドロしたようなものです。

では、なぜ水の底にドロドロしたものが溜まるのでしょうか。それは、池や沼に落葉や草木が土壌微生物により分解されて小さくなったものや土が水に混ざり、流れてきて池や沼の水に浮遊し、それらが水より重いため長い時間をかけて徐々に沈んで溜まっていくからです。

汚泥の定義

汚泥は自然界以外にも土木工事現場や工場、下水処理場など水を使うところでは必ず生じてきますが、汚泥が生じる場所によって汚泥の性状が変わります。それは、水に浮遊しているものがそれぞれの場所ごとに異なるからです。

汚泥の種類

無機汚泥と有機汚泥

汚泥は土木工事現場や工場、下水処理場など汚泥が生じる場所によって性状が変わると言いましたが、どう変わるのでしょうか。汚泥には大きく分けて無機汚泥と有機汚泥があります。簡単に言うと無機汚泥は腐らないもので有機汚泥は腐るものです。腐るものとは微生物が分解できるものになります。

では、実際にどのような場所で生じる汚泥が無機汚泥と有機汚泥でしょうか。無機汚泥は、土木工事現場で高圧水を使って穴を掘る工事がありますが、ここから生じるのは無機汚泥です。その他にも化学工場から出る化学物質を含んだ汚泥も無機汚泥になります。

有機汚泥は、食品工場や下水処理場などから生じる汚泥になります。また、無機汚泥や有機汚泥もそれらに含まれている物質が生じる場所により異なるため、実際にはもっとたくさんの種類に分類されます。

汚泥の種類によって異なる水処理

例えば下水処理場で発生する汚泥と、土木工事現場で発生する泥水では、性質が異なるため、対応する水処理のプロセスも異なります。汚泥の適切な処理において肝要なことは、発生している汚泥の種別・成分・毎時の発生量を正確に把握し、含有される固形物を確実に分離する仕組みを用意することです。それが水処理システムになります。

汚泥の種類によって異なる水処理

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下⽔汚泥処理システム

下水処理場における既設設備の改修、更新工事や災害による被災で大量発生する汚泥を脱水機(遠心分離機)を用い、短期間で水と固形物に分離する工法です。「消化槽汚泥処理」で廃棄物量を70%削減した事例を収録しました。

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