セイスイ工業株式会社

水処理コラム

COLUMN

台風 ・大雨の水害復旧に!廃棄物量を約1万㎥→67㎥へと約99%減容化した「災害時排水処理システム」


台⾵・大雨による⽔害対応に有効な

「災害時排⽔処理システム」

近年、増加している台風や大雨などによる水害時に、設備が被災して使えなくなってしまう、あるいは急増した汚泥の処理に既存設備では対応しきれなくなってしまった場合や、排⽔や汚泥に油や有害物が含まれていたりなどの問題が発生しています。

今回は、災害時の排水処理設備のバックアップにもなり、かつ短期間で汚泥を⽔と固形物に分離し、有害物の不溶化や廃棄物の総量削減を可能にする災害時排⽔処理システムについてご紹介します。

災害時排水処理システムとは?

台風・大雨などによる水害が発生した際、

・被災して既存の設備が使えなくなってしまった
・既設の設備では、排水や汚泥の処理が追い付かなくなった
・排⽔や汚泥に油や有害物、有機物が含まれていた

といったケースでお困りではありませんか?

災害時排水処理システムは、

・様々な排⽔に対応したプラントを設置し、その場で短期間に処理
・有害物を含む排水や大量の汚泥を水と固形物に分離

を行い、廃棄物の総量削減、有害物の不溶化、経済性・施⼯性の向上などを実現する画期的な⼯法です。

災害時排水処理システムのメリット

水害発生時に設備の被災や汚泥の大量発⽣が急遽起こった場合、

・バキュームカーでの場外運搬が困難
・⾼濃度汚泥の場合に処理が追い付かない

といった課題がありました。

災害時排水処理システムなら、場内に仮設⽔処理プラントを導入し、脱⽔機(遠⼼分離機)などで短期間にその場での処理が可能です。油・有害物・有機物を含む排⽔や汚泥の処理、急激に増加した汚泥の減容化などにも幅広く対応できます。

特にバキューム処理量が300㎥を上回るケースで、汚泥減容化による処理費⽤の削減や⼯期短縮を見込めます。

廃棄物量を約1万㎥から67㎥へ減容化! ⽔⼒発電ダムの含油排⽔処理事例を紹介

こちらは、台⾵による川の氾濫の影響で潤滑油等の油が流出し、約1万㎥に及ぶ膨⼤な含油排⽔の処理にお困りだった⽔⼒発電ダムの事例です。

廃棄物の大幅な減容化のため、仮設油分汚泥減容化プラントによる⼆段階の含油排⽔処理をご提案しました。

⼀次処理では、含油排⽔の処理に必要な凝集剤を用い、排⽔に含まれる油と固形物を同時に凝集させ、沈殿槽で濃縮します。

⼆次処理では、一次処理で凝縮された汚泥を、脱⽔機(遠⼼分離機)で⽔と固形物に分離します。脱⽔ケーキ(分離された固形物)は廃棄物として処分し、分離した⽔の99%以上は、水処理後に河川放流が可能な水質を担保しました。

仮設油分汚泥減容化プラントの導入により、バキューム工法の場合の廃棄予定量である約1万㎥を67㎥まで減容化し、費用見込みも80%削減できました。

ダウンロード資料では上記事例の詳細のほか、災害時排水処理システムで、堆積した汚泥を減容化した浄水場の事例や、既設設備が復旧するまで代替え処理をした下水処理場の事例など7種類の導入事例をご覧いただけます。

資料ダウンロードはこちら(30秒)

災害時排水処理システムならセイスイ工業へ

セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で⾏っております。お客様にご納得いただけるご提案を行うため、全国各地への訪問もいたします。

お問い合わせから最短1週間程度でプランの提示・現地確認や、打ち合わせを経ての無料のお見積書作成が可能です。

今回ご紹介した災害時排水処理システムの詳細は、次のボタンより資料のダウンロードを行っていただけます。

資料ダウンロードはこちら(30秒)

また、今回ご紹介した以外にもさまざまな状況下での排水システムをご紹介・取り扱っております。
興味をお持ちの方は、ぜひホームページにて詳細をご覧ください。

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