浚渫工事・災害時の廃棄物量を94%削減!環境保全を両立する大規模排水処理プラントのご紹介
大量の汚泥が発生する現場で有効な
「大規模排水処理プラント」
従来のバキューム処理方法では、浚渫工事や災害などで泥水や汚泥を大量に処理をする際に、バキュームカーで処理をしようとしてもコストが高すぎるなどの課題があります。
こちらでご紹介する大規模排水処理プラントでは、大量の高濃度泥水や汚泥を短期間で水と固形物に分離して廃棄物の総量を削減します。
また、ゴミや砂分が多い場合にも対応して、ゴミ除去機や砂分除去機を用いながら一連の処理を連続して行う事が可能です。
今回は、大規模排水処理プラントについて実際の稼働事例と共に、写真付きで簡単に分かりやすくお伝えします。
目次
大規模排水処理プラントとは?
長浚渫現場や災害発生時の大量な泥水を処理で
- 泥水や汚泥を大量に処理をしなくていけない
- 高濃度泥水や汚泥が発生した
というケースはございませんか?
大規模排水処理プラントは、
- 水を抜かずに堆積汚泥だけを除去
- 大量の汚泥でも短期間で水と固形物に分離
などを可能とする、廃棄物の総量削減、経済性、安全性、施工性の向上など、従来には無かった画期的な工法です。
ゴミや砂分が多い場合にも対応しており、ゴミ除去機や砂分除去機を用いながら一連の処理を連続して行えるようにプラント化した工法です。
大規模排水処理プラントのメリット
従来のバキューム処理による汚泥減容化について、汚泥の処理量が多い場合
- 処理費用が高額になる
- 運搬できる量が制限され工期が伸びてしまい、工期中に全量受け入れが出来ない
- 原水濃度が高い場合は希釈する為、処理量が増加する
などの課題がありました。
大規模排水処理プラントを用いることで、脱水機(遠心分離機)など様々な泥水や汚泥に対応したプラントを組み合わせて使用することで、幅広く対応ができ24時間連続運転で処理する事が可能となります。
こちらは、汚泥、土砂、無機性のものや腐植など有機性のものが混ざっている場合や、その汚泥に油、有害物、重金属などを含む場合などでも対応が可能です。
また、脱水機(遠心分離機)は泥水や汚泥を水と固形物に分離することで、汚泥の大幅な減容化を可能とします。
特にバキューム処理量が300㎡以上だと、メリットを出せる可能性大です。
バキューム処理とのメリット・デメリット比較
廃棄物を94%減少! 漁港の浚渫汚泥処理水処理事例のご紹介
こちらのお客様のご要望は、
- 漁港を浚渫した際に発生する高濃度汚泥を1時間当たり800㎡処理したいが、処理量が多い為に処理を出来る会社がなく困っている。
- バキューム処理をすると産廃費用が高額になる為、コストを下げる方法を探している。
というものでした。
港湾での浚渫した汚泥は、石、ゴミ、砂などが含まれた有機性の高濃度汚泥であり汚泥処理量も1時間当たり800㎥と大量です。
処理能力は土質や発生汚泥濃度により変わりますので、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行いお客様に最適な設備をご提案しました。
結果として、仮設大規模汚泥減容化プラントを3か月稼動させることにより、
- 総水処理量、有機性汚泥処理量の増加
- 廃棄物量の大幅削減
- 処理肥料の大幅削減
を実現することができました。
廃棄物量の比較
上記でご紹介した事例に使用した仮設大規模汚泥減容化プラントの詳細や、現場での具体的な処理の手順は、ダウンロード資料内にてご紹介しております。
大規模排水処理プラントの導入ならセイスイ工業へ
セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。
お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。
お問い合わせをいただいてから、プランの定時・現地確認や打ち合わせを経てお見積書を作成しておりますが、最短で1週間程度で無料にてご対応いたします。
今回ご紹介した製鉄所廃水処理プラントの詳細や、詳細な事例のご紹介については次のボタンより資料のダウンロードを行っていただけます。
また、今回ご紹介した以外にもさまざまな状況下での排水プラントをご紹介・取り扱っております。
興味をお持ちの方は、ぜひホームページにて詳細をご覧ください。