今気になる話。「皆さんは改正水道法をどう思いますか?」
昨年末の水道法の改正により、水道事業が民間へ一部委託される事になりました。
海外では水道料金が265%高騰した事例や品質低下があり、不安な声もありますが必ずしもそうなるとは限りません。
早ければ2020年から運用が開始するため、今まで以上に “コスト対策” に対する注目も高まりそうですね。
この機会に「排水設備の改修」等の需要が高くなりそうです。
いろいろな立場の有識者の意見やコラムをみると、必ずしも絶賛している様子は伺えないようです。
民間に委託して成功した事例は、特殊事情の2カ国のみ、
他は、英国をはじめ補助金負担増や品質悪化などの
問題がさらなる拡大で多くの国が国民から良くない評価を得てしまいました。
なぜ民間委託をするのか?
・税金で維持メンテナンス負担が増加
・設備の老朽化へ適切な対応ができない
・民間ができるものは民間にまかせる
・etc
なにも水道に限らず、これらの考えから国の機関や各種公社(国鉄、郵便局、道路、通信・・・)などが民営化してきた実績からの考えです。
既に民営化した各種公社も、当時は非常に反発や苦労がうかがえました。
今後起こる、水処理業界への影響が気になりますね。
かなり難しい問題ですが、皆さんはどう感じますか?
人口減少の中、よりよい社会形成や運営に結びつくことを願っております。
塩田・桑原