クリーンプラザの洗煙排水設備に堆積した汚泥を処理!工期、コスト、産廃量を全て低減!
ご相談内容
クリーンプラザの洗煙排水設備を定期清掃しているが、堆積汚泥をバキューム処理で処理で場外搬出すると運搬に時間がかかり予定工期内に終わらない為、短期間で出来る限りコストがかからない方法で処理をしてほしい。
セイスイからのご提案
既設水処理設備の汚泥処理方法として、複数の処理槽から直接ポンプとバキュームカーで汚泥を引き抜き、仮設水処理プラントまで運搬・供給し連続処理する方法を提案致しました。
設備に堆積した汚泥を処理した結果、工期、コスト、産廃量全て低減!
仮設水処理プラントを稼動させることにより洗煙排水設備に堆積している汚泥を約1/14に減容化させることができました。また、処理日数もお客様のご要望された工期内に終わらす事ができました。
セイスイ工業では長年の現場実績をもとに、複数の処理方法の提案・無料での現場確認・打合せなどを行い、最短で汚泥処理・機材のレンタルを開始することができます。また、セイスイ工業の仮設水処理プラントを導入することで、処理の難しい汚泥でも最小限のコストで最短で問題解決を図ることができます。
処理効果
汚泥濃度
2.2%
-%
含水率72%
■産廃量
従来技術との比較
従来、汚泥が大量発生した場合、バキューム処理での汚泥の場外搬出は、処理コストが課題となっていました。しかしセイスイ工業の仮設水処理プラントなら、1時間当たり数十㎥~数百㎥の幅広い規模で、24時間連続処理が可能です。高濃度汚泥や油分・有機物含有汚泥でも対応でき、脱水機(遠心分離機)によって大幅な減容化を実現します。処理量が多いほど、産業廃棄物削減によるコストメリットは最大化し、場内処理による作業効率化に加え、処理能力と経済性の両立が可能な革新的な工法です。
セイスイ工業はこんな方法で解決!
既設水処理設備の汚泥処理方法として、複数の処理槽から直接ポンプとバキュームカーで汚泥を引き抜き、仮設水処理プラントまで運搬・供給し連続処理する方法を提案致しました。
①
マンホールからポンプを使用し、汚泥を吸い上げます。
②
吸い上げた汚泥を原泥ストック槽にためます。
③
原泥ストック槽から汚泥をポンプで脱水機(遠心分離機)に送り込みます。
④
脱水機(遠心分離機)で汚泥を固液分離していきます。使用した脱水機(遠心分離機)はMW-4で、1時間当たり5㎥の汚泥を処理します。
このように既設設備の汚泥を直接引き抜き、ストック槽を経由して脱水機(遠心分離機)で効率的に処理していきます。また、マンホールからの汚泥汲み上げ、ストック槽での貯留、脱水機(遠心分離)とプロセスを管理していきます。
洗煙排水設備に堆積した汚泥の処理方法詳細
仮設水処理プラント概要図
処理前の様子
【写真】現場全景
クリーンプラザ内の限られたスペースに機材を設置するため、配置はセイスイ工業で提案させて頂いております。
処理中の様子
【写真①】汚泥引抜状況
【写真②】バキュームカーからの排泥状況
【写真③】脱水機(遠心分離機)設置状況 MW-4
既設水処理設備のマンホールからポンプで汚泥を引き抜いていきます。引き抜いた汚泥を原泥ストック槽に貯留し、ポンプで脱水機(遠心分離機)へ供給していきます。脱水機(遠心分離機)MW-4で原泥ストック槽に溜めた汚泥を水と脱水ケーキ(分離された固形物)に分離していきます。
処理後の様子
【写真①】脱水ケーキ(分離された固形物)
【写真②】脱水ケーキ(分離された固形物)搬送状況
【写真③】処理水(分離された水)
脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は約72%で、ベルトコンベアで場内の脱水ケーキストックヤードへ搬送していきます。一方、処理水(分離された水)は、既設水処理設備へ排水していき、回収率は99.6%以上と高い回収率となっています。