ため池にたまった放射性物質を含んだ汚泥を処理!作業効率も大幅アップ!

ため池の放射性物質を含む汚泥の浚渫・脱水減容化が必要だったが、従来工法では時間や人員確保が課題に。セイスイ工業の仮設水処理プラントを導入し、処理時間を3日で5トンから、1時間あたり1トンへ大幅短縮。作業効率を向上させ、設備・作業員・凝集剤使用量を削減。雨天や凍結の影響も抑え、処理コストを4/5に削減し、安定した処理を実現しました。
処理ポイント
課題
ため池の放射性汚泥を効率的に浚渫・脱水減容化できる方法を探している
提案
お客様準備の浚渫機を活用し、高濃度汚泥を砂除去機と遠心分離機で2段階脱水・減容化する方法を提案
結果
処理時間を3日で5トンから、1時間あたり1トンへ大幅短縮、処理コストを4/5に削減
ご相談内容
ため池に溜まった放射性物質を含んだ汚泥を浚渫し脱水減容化したいが、ろ布やフィルタープレスを使う方法では時間がかかり工期内に終わらすには作業員人数の確保や設置スペースが必要なため少人数で効率よく行える方法を提案して欲しい。

セイスイからのご提案
浚渫機はお客様でご準備されたものを使用し、浚渫された高濃度の汚泥を砂除去機(サイクロン付振動ふるい機)と脱水機(遠心分離機)を使い2段階に分けて脱水減容化する方法を提案致しました。

仮設水処理で処理した結果、3日かかる工程を5時間に短縮!
仮設水処理プラントの導入により、従来のろ布脱水では5トンの汚泥処理に3日かかっていたものが、1トン当たり1時間で処理できるようになりました。 作業効率が大幅に改善し、作業員と設備の台数を削減でき、凝集剤使用量も低減できました。 さらに雨天や凍結の影響を受けにくくなり、作業の安定性も向上しました。 水処理コストと工数の大幅な削減を実現し、処理場の処理能力強化に大きく貢献しました。
セイスイ工業では長年の現場実績をもとに、複数の処理方法の提案・無料での現場確認・打合せなどを行い、最短で汚泥処理・機材のレンタルを開始することができます。また、セイスイ工業の仮設水処理プラントを導入することで、処理の難しい汚泥でも最小限のコストで最短で問題解決を図ることができます。
処理効果
汚泥濃度
約5%
約-%
含水率60%

■費用
従来技術との比較
従来のろ布やフィルタープレスを用いる脱水工法では、処理に時間がかかったり、凍結や雨天の影響で脱水が困難な場合がありました。一方、セイスイ工業の仮設水処理プラントは遠心分離機を使用することで、大量の高濃度汚泥でも連続処理が可能です。油分や有害物質を含む様々な汚泥・排水の減容化に対応できます。 汚泥を液体と固形物に分離することで大幅な減容化を実現するため、処理量が多いほど産業廃棄物の削減コストにつながります。凍結や雨天の影響下でも安定稼働が可能なため、従来工法と比較して作業効率とコストパフォーマンスが大きく向上しました。
セイスイ工業はこんな方法で解決!
浚渫機はお客様でご準備されたものを使用し、浚渫された高濃度の汚泥を砂除去機(サイクロン付振動ふるい機)と脱水機(遠心分離機)を使い2段階に分けて脱水減容化する方法を提案致しました。
1次処理
砂除去機(サイクロン付振動ふるい機)にて大きなゴミや75μm以上の砂分を取り除きます。
2次処理
75μm以下の固形物を含む泥水を脱水機(遠心分離機)HS-500MWを使用して、1時間当たり10㎥を固液分離します。
分離された処理水はお客様がご準備された水処理装置で処理を行った後、ため池に放流します。
ため池底質の放射性物質含有汚泥を短期間で分離・減容化し、産廃量と有害物の大幅削減を実現しました。従来工法と比較して作業効率、コスト、安全性に優れ、ゴミや砂分の多い汚泥にも対応可能なプラントです。浚渫から遠心分離まで一貫した連続処理が可能なため、作業工程とコストの大幅低減に貢献することが可能です。
放射性物質を含む汚泥の処理方法詳細
仮設水処理プラント概要図

処理前の様子

【写真①】現場全景

【写真②】水処理装置設置状況
現場内の限られたスペースに機材を設置するため、配置はセイスイ工業で提案させて頂いております。
処理中の様子

【写真①】ため池状況

【写真②】サイクロン付振動ふるい機設置状況

【写真③】振動ふるい機で除去された水草やゴミ、砂分

【写真④】一次処理後の汚泥(濃度5%)

【写真⑤】脱水機(遠心分離機)設置状況 HS-500MW
ため池に浚渫機を沈め堆積した汚泥を取り除いていきます。浚渫機から送られてきた汚泥は1次処理として砂除去機(サイクロン付振動ふるい機)で水草やゴミ、75μm以上の砂分を除去します。サイクロン付振動ふるい機で除去された水草やゴミ、砂分は、フレコンに溜めていきます。ゴミや砂などを除去した汚泥は汚泥貯留槽へ溜めていきます。汚泥貯留槽から送水されてきた汚泥は脱水機(遠心分離機)で固液分離していきます。
処理後の様子

【写真①】脱水ケーキ(分離された固形物)

【写真②】排出用ベルトコンベア状況

【写真③】処理水(分離された水)
脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は約50%で、分離された脱水ケーキ(分離された固形物)はベルトコンベアで排出され、フレコンに溜められます。そして、フレコンプレス機で更に脱水してから耐候性土嚢に袋詰めします。一方、処理水は薬品を加添加気味にして汚泥貯留槽に戻す事で汚泥を凝集沈殿させ、より濃縮させます。汚泥貯留槽の上水は水処理装置でSS10mg/ℓ以下にしてから池に放流します。