事業内容
仮設し渣除去プラント

ゴミや、し渣が多すぎて
既設水処理設備では処理できなくなった。

こんなお悩みはありませんか?

繊維質を多く含む「し渣」がポンプに詰まり処理ができない・・・
ゴミや、し渣が多すぎて既設脱水機での処理が間に合わない・・・
ゴミや、し渣だけを除去する方法があれば・・・

「仮設し渣除去プラント」で解決!!

現地に仮設プラントを設置し、その場で汚泥からゴミや、し渣を取り除くことができます。


大量のし渣を処理できる「仮設し渣除去プラント」活用例

プラントの特徴

バキューム車でも吸えないような汚泥でも特殊なポンプを使うことで汚泥を送水する事ができます。
1時間当たりの処理量能力が高いため、短期間でゴミやし渣を除去することが可能です。

写真1  現場全景

配置はセイスイ工業で提案させていただいております。(写真1)

写真2 汚泥引抜状況
写真3 し渣除去状況

既設沈殿槽の中央に特殊なポンプを設置する事で安全に汚泥を引き抜くことができます。(写真2)

既設沈殿槽から送られてきた汚泥は、し渣除去機(ロータマット)でし渣を除去します。(写真3)

効果事例

ご相談内容

下水処理場で沈殿槽に堆積していた汚泥にし渣分が大量にあり、既設のポンプでは引き抜くことができず処理ができない。そのため、バキューム車で汚泥ごと引き抜こうとしたが、し渣分が多いために吸引できず困っている。し渣分を除去した汚泥を既設の濃縮槽に送水し既設の設備で処理できるようにして欲しい。

バキューム処理との廃棄物量の比較

効果

沈殿槽内のし渣分を取り除いてから既設濃縮槽に移送させることにより、既設の脱水機で処理を行うことを可能にしました。

他社浚渫工法やバキューム車での移送に比べ、工事費を削減することができました。

バキューム処理との経済性の比較

プラントフロー図

まとめ

処理の特徴

  • バキューム処理と比較して大幅に廃棄物量を削減できる。
  • 連続運転で処理する事が可能。
  • 従来工法に比べ処理量が格段に多い。
  • 短期間・省スペースでの設置が可能。

処理の効果

  • 従来工法では処理の難しい汚泥や高濃度の排水でも処理が可能であり処理能力が格段に優れている。
  • バキューム費用と比較し大幅に産廃費用の削減が可能。
  • 24時間連続運転で処理することが可能。
  • 従来工法に比べ短期間で処理が可能。また、大規模処理にも対応可能。
  • 組合せは自由自在である程度の限られたスペースで設置ができるため、既設水処理設備のラインに組み込んで処理が可能。

処理の目的

  • 堆積したし渣や砂分を除去することで、既設水処理設備への負荷を軽減させることを目的とする。

処理の用途

  • 水処理設備の負荷の軽減

大量のし渣を処理できる「下水汚泥処理システム」