事例
RESULTS

【事例41】クリーンプラザにおける有機汚泥処理

ご相談内容

洗煙排水設備の沈殿槽を定期清掃しているが、堆積汚泥をバキューム処理すると工期的がかかり予算内に出来ない為、短期間で予算内で出来る処理をしてほしい。

効 果

仮設脱水プラントを稼動させることにより、そのまま廃棄してしまう方法に比べ、廃棄物の量を120㎥から9㎥まで約1/13に減容化できました。

※脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は汚泥の性状により異なります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。

ご提案内容

既設水処理設備からポンプで引き抜きながら脱水減容化をする仮設汚泥減容化プラントを提案しました。
処理能力は汚泥の性状や発生泥水濃度により変わりますので、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行い、お客様に最適な設備をご提案させていただいております。


セイスイ工業では、処理実施までのご提案資料作成・現地確認・薬品テストなどを無料で行っております。
お客様が納得できる処理方法をご提案するため、全国各地訪問させていただきます。

■プラントフロー図

配置はセイスイ工業で提案させていただいております。(写真1)

写真1 現場全景

既設水処理設備のマンホールからポンプを設置して汚泥を引き抜いていきます。(写真2)
引き抜いた汚泥から砂除去機(振動篩機)で汚泥に含まれる砂分を取り除いていきます。(写真3)

砂除去機で砂分を取り除いた汚泥は、汚泥仮受槽に貯めていきます。
溜めた汚泥は、脱水機(遠心分離機)に送る配管途中から薬品を添加し、1時間当たり3㎥の汚泥を水と脱水ケーキ(分離された固形物)に分離します。(写真4)
脱水ケーキは、フレコンの中に直接排出していきます。(写真5)

脱水ケーキ(分離された固形物)の含水率は76%でした。 (写真6)
処理水(分離された水)は、既設水処理設備へ排水します。(写真7)