- どれくらいまでの排水量(あるいは汚泥量)を仮設水処理プラントで処理できますか?
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処理する量に制限はありません。これまで最大の量として、1時間あたり千トンを1系統で処理したことがあります。これも2系統、3系統と増やし、一つの設備を大きくすれば、1時間あたり1万トンの処理も可能です。
- どれくらいの処理量以上だと仮設水処理プラントのコストメリットが出ますか?
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500立米または500トン(1トンは1,000kg)くらいだと考えます。仮設水処理は、最初にトラックで機械を現地に運んで設置するといったところから入るので、イニシャルコスト(初期コスト)がどうしてもかかります。一度設置してしまえば、ランニングコストは安いです。より多くの量を処理するとコストメリットを感じていただけます。例えば、他の方法に比べてどれだけコストを削減できるかというと、1万トン処理する場合であれば、コストを半額にできますが、1,000トンの処理では、2割程度となることもあります。量が少ないとコストメリットが出にくいということは言えます。ただし、有害物を含んだ水処理では、産廃処理費用が高額になるため、少しでも量が減らせればそれをメリットと感じていただけることも多いので、一概に量やコストでは測れません。
- 仮設水処理プラントを設置するにはどれくらいの広さが必要ですか?
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一時間10立米位の処理だとすると、10m×10mの広さがあれば十分です。一時間1,000トンの処理の場合は、30m×50m位の広さが必要です。
- 水処理した水は飲料水として飲めますか?
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通常は飲むことはできません。もしそれが必要な場合は、追加機材を入れ、飲める水を作り出すことも可能ですが本業としてはやっておりません。
- 水処理後の廃棄物の処理もしてもらえますか? こちらで処理しなければなりませんか?
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廃棄物の処理は弊社では行っておりません。と言うのは、法律でゴミ処理をするのは地域ごとの免許を持つ事業者と決まっているからです。弊社は免許を取得していないのです。必要な場合は、弊社から免許を持つ事業者をご紹介できますのでご安心ください。
- 重金属などを含んだ汚泥処理も仮設水処理プラントで可能ですか?
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可能です。これまで、ヒ素や水銀を含んだ排水処理の実績があります。
- 油が固まったようなものでも仮設水処理プラントで処理できますか?
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できます。製油所他で処理をした実績があります。
- セシウムなど放射性物質を含んだ排水や汚泥も仮設水処理プラントで処理できますか?
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できます。原発の凍土壁や、除染作業でも実績があります。
- 無機物と有機物が混ざった廃水や汚泥でも仮設水処理プラントで処理できますか?
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できます。これまで食品工場、化学工場などさまざまな工場での処理実績があります。
- それ以外に仮設水処理プラントでどのような汚泥処理・排水処理が可能ですか?
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大概のものを処理できるとお答えできます。弊社の行っている仕事は、お客様の方で通常使っている処理設備の緊急対応バージョンを設置するというものです。お客様が通常どのように処理されているかをお聞きすれば、それをもとに、最も近い方法で仮設処理設備を組むことができますので、ほとんどのものを処理できます。
- 機械から漏れた油を含んだ排水をフィルター処理していますが処理が追いつきません。処理スピードが早い仮設水処理は可能ですか?
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可能です。似た事例として、海の水門の開閉をしている油圧式の設備が故障し、油が外に流れた際に水処理対応しました。水力発電で水没したケースも対応しました。弊社は災害・水害復旧も行なっているので対応は可能です。ただし、こういったケースで、量が少ない場合はコストメリットが少ないので弊社が請け負うよりももっと良い他の方法があるかもしれません。まずはお問い合わせください。